桜井市 Y様邸 屋根一部葺き直し、棟積み替え修理事例

お客様のご要望 玄関の屋根から雨漏りがしているようです。劣化による傷みもそこかしこに見受けられるので修理をお願いします(桜井市 Y様より)
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事例

 施工事例データ

施工箇所 大屋根、玄関屋根
使用商材 淡路産 53番いぶし瓦
施工内容 大屋根の丸瓦葺き直し、棟の積み替え
工期 14日間

決め手 玄関上の屋根から雨漏りがするとのことで、HPをご覧のうえ修理のご依頼をいただきました。
また現地調査で大屋根へと上ってみたところ、いたるところで経年による劣化が見受けられました。
葺き替え工事を行うと費用もかさみますので、傷んだ棟の積み替えも併せた4種類の見積もりをお出しし、私の説明と見積もりからご納得いただき今回の修理ご依頼となりました。
施工前はこちら

こちらが施工前の屋根の様子です。長年補修などをしていなかったせいか、のし瓦の隙間からは草が生えていました。 隅棟の通りもご覧の通り悪くなっています。 丸瓦を取ってみると土が砂状になっており、ほとんど流れてない状態でした。
他の箇所の丸瓦も同様の状態です。 棟ののし瓦もずれています。 こちらの銅板に穴が空いていたのが雨漏りの一番の原因のようでした。
大屋根の棟も同様にずれが発生しています。瓦の落下につながりかねない危険な状態です。 こちらは大屋根の降り棟部分です。こちらにも草が生えてしまっています。 大屋根棟の南面です。棟瓦のずれを放置しておくと思いもよらぬ危険につながりますので、今回は併せての補修を提案させていただきました。

施工中の様子

施工に入っていきます。
大屋根は棟の積み替え工事になり、最初に既存棟を撤去していきます。
降り棟の撤去も完了いたしました。 丸瓦も葺き直し補修を行います。
丸瓦葺きの前に漆喰置きを行います。緊結線の様子がよくわかります。 大屋根棟、工事1段目ののし瓦葺きの様子です。
こちらは新しい瓦で葺いていきます。
併せて降り棟も葺いていきます。
大棟の施工が完了いたしました。施工前と比較するとすっきり収まっております。 落屋根と下屋根は部分的な葺き替え工事となります。 草が生えていた所は、根がしっかりとはびこっていました。
こちらは瓦の撤去後のお写真です。下葺き材は昔ながらの杉皮でした。 一部下地が腐食している所がありましたので、小幅板で補修しております。 下地の補修後には雨漏りが発生しないよう下葺き材を張っていきます。
下葺き材の上に桟木を打っていきます。今回は縦桟工法になります。 瓦上げ作業が完了です。 ここからはいよいよ瓦葺き工事に入っていきます。
袖瓦の施工中のお写真です。
しっかりとステンレス製のビスで止めていきます。
丸瓦の緊結線は1.2ミリのホルマル被覆銅線を使っていきます。 丸瓦も全数緊結で固定していきます。
落屋根の棟と降り棟を積んでいきます。 前の棟の高さに合わせ、見栄え良く積んでいきます。 雨漏りの原因となっていた穴が開いていた谷板も取り替えています。
棟と降り棟が積み終わりました。これにて施工が完了となります。

施工が完了しました

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こちらが施工後のお写真です。
ずれや傷みのあった瓦も補修を行い、屋根の一部葺き替えも完了いたしました。これで今後雨漏りする心配もありませんね。
工事完工後にはY様と記念撮影を行いました。
Y様には工事後のアンケートにもご協力いただきました。
大変嬉しい言葉に、職人一同感謝の気持ちでいっぱいです。
Y様、この度は誠にありがとうございました。

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